ドラグローブ 創案者


 

浜井 識安(はまい のりやす)

1954年石川県生まれ
一橋大学商学部卒業
国際空手道連盟極真会館浜井派会長
極真空手9段

松濤空手を始め、大学入学をきっかけに極真空手本部道場に入門。大山倍達総裁の直弟子となる。第五回全日本大会で8位入賞、第九回全日本大会4位入賞。その後、国際空手道連盟極真会館石川県支部長就任。石川支部では水口敏夫と増田章を輩出し、極真空手の名伯楽と称せられるようになった。

また実業家として、株式会社ビデオシティ(現在のGEO)代表取締役、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合理事を歴任。北陸地方のレンタルビデオ業界を席巻した。事業に合わせて能力開発や人材教育をライフワークとして全国で講演活動を行う。

2014年10月には、中国・大連を中心に中国全土に5つの常設道場を開設し、首都・北京にも分支部を開設。中国支部を設立してから50名以上の黒帯を育て上げ、中国人の弟子を支部長に任命し基盤を作り上げた。

2016年8月に「第1回大山倍達杯 中国極真フルコンタクト空手道選手権大連大会」を中国・大連にて開催。中国本土のみならず、世界からも多数の選手が参加。

晩年は安全性を追求した独自の顔面攻撃用グローブを開発し、大山道場初期に為されていた組手の再現に尽力。

2023年12月に急性骨髄性白血病を発症。肺炎により、家族に看取られ安らかに永眠。

先進性
当時としては珍しくビデオで選手の組手を研究したり、他格闘技の良い部分を吸収した。殴打技による顔面攻撃、防御の研究も支部独自で行い、ウエイトトレーニングを練習に取り入れるなど多方面で先進性を持っていた。キックボクシングの藤原敏男や、芦原英幸門下で第9回オープントーナメント全日本空手道選手権大会に準優勝した中山猛夫の「対角線上の攻撃、上下に技をちらす、縦横のコンビネーション」を研究して、水口敏夫や増田章に指導、会得させた。

著書&参考文献
『人生経営の教科書』 青龍社 1992年(平成4年) ISBN 978-4882584032
『カラテ革命家「浜井識安」極真新理論』 東邦出版、2008年(平成20年) ISBN 978-4809407543


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